今日はちょっと残業をしてきた。
いつもの倉庫での仕事が終わった後、上司と2人で休憩室とか打ち合わせスペースの掃除をやっていた。早く帰りたかったけど、残業代稼ぎもできるし引き受けたよ。
ロッカールーム前の小さい休憩スペース的があるんだけど、そこに消耗品の入ったダンボールが山積みになっている。このダンボールを備品庫へ運んでいるとき…それは起こった。
背後に気配を感じて振り返ったら…。
そこには女性がいた。
超美人だった!
マジで3秒くらい固まってしまった。
人気の無い場所で振り返って背後に女性が立っていたら怖いよね。
でも、そんな感情は一切無かった。
恐怖を忘れるくらいの美しさだった。
女子アナウンサー系だけど、どこか憂いのある正統派の美人。
年齢は25歳くらいか?
長身で美しい黒髪だった。
固まる俺を横にスタスタと歩いて女性用ロッカールームに入っていった。
え?あんな人いた?
ラインで働いている人だとしたら、衛生服にマスクしてるから顔は分からないだろう。
そもそも俺がラインに行った事はほとんどないけど。
俺が混乱していると、ロッカーの扉が開き、さっきの美人が出てきた。
動揺を悟られないように平然を装っている俺に、『オツカレサマデス』と声を掛けてくれた。俺も「お疲れ様です」と返したけど声が震えていたと思う。
1つだけわかった。
あの超美人さんは、外国人だった。
パッと見た感じは日本人だと思ったんだけど…。
掃除が終わった後、上司に聞いてみたんだけど、そんな美人は知らないって言うんだよね。
マジで幽霊だったりして…。
でもあそこまで美人なら幽霊でも全然いいわ。
むしろ取り憑かれたらラッキーだよ。
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