西村賢太氏が死去…マジかよ

ネットを見ていたら、とんでもないニュースが飛び込んできた。
2011年に「苦役列車」で芥川賞を受賞した西村賢太氏が死去した。

芥川賞の授賞式で「そろそろ風俗に行こうと思っていました」と発言して有名になった。
中卒、逮捕歴2回、風俗好き、酒好き、仕事は続かない…というダメ人間。
その自伝的小説を書いていると聞いて、当時はすぐに本屋で「苦役列車」を買った。




西村賢太氏はダメ人間であるけど、少なくとも俺とは違うタイプのダメ人間で、家賃を払わずに風俗につぎ込んだり、女性に暴力を振ることもある。
そういう点は共感できないけど、仕事が続かなかったり、日雇いを繰り返すところは共感できた。

芥川賞の「苦役列車」も面白いけど、俺が一番好きはのは「寿司乞食」だ。
ネタバレになるので書かないけど、俺が一番共感できた作品だ。

寿司乞食は↓の「夜更けの川に落葉は流れて」に収録されています。


夜更けの川に落葉は流れて

西村賢太氏は「自分の情けないところ、みっともない所を書くことしかできない」とインタビューで語っていた。
この言葉はダメブログそのものだ。
俺はダメブロガーの到達点が西村賢太氏だと思う。
ダメ人間の「可能性」を教えてくれた。




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