女性に3万円貸してバックレられた話し 第4話

ギャル実さんは最初の頃は頑張っていたけど、慣れてくると段々と悪い部分が出てきた。
最初のうちは「まだ慣れてないし、しょうがない」って感じだったんだけど、最後のほうはしょうがないって感じじゃなくなった。




ある日、朝から設定4以上のジャグラーをキープしてギャル実さんにずっと打ってもらっていた。昼過ぎにドクオさんが来て、ジャグラーを打ってるはずのギャル実さんがいないと言う。
後で聞いたら、退屈になって台に何も置かずにフラフラしていたら台を取られてしまったと言っていた。
おそらく退屈になって勝手に辞めちゃったんだろうな。

他にも一番大切な朝の抽選の時間に遅れることもあった。
とにかく朝の抽選でイベント台が取れれば、あとはコインを入れてストップボタンを押す超単純作業でお金が増える。
朝は絶対に来てくださいと言っておいても、平気で遅刻する。

注意しても言い訳するばっかりで、全然反省しない。
俺もドクオさんも強く言える性格じゃないので、ギャル実さんは徐々に増長していった。




4月になった頃、ちょっとギャル実さんの態度が悪すぎて足を引っ張るようになった。
これ以上はマズイと思ったので、やらない子さんにギャル実さんと組むのは無理と言った。

やらない子さんは「変なことお願いしてごめんなさい。今後はギャル実のことは気にしないでください。」と言ってくれた。

こうして、ギャル実さんは俺たちのチームから抜けた。
その後もパチンコ屋で何度も会ったので、一人でパチスロをやっていたんだと思う。




ランキング参加中↓
にほんブログ村 その他日記ブログ フリーター日記へ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加