会社の定時直前に古畑さんにすべてを打ち明けるために、ちょっと時間をもらった。
最初はその辺のコンビニで立ち話しでいいかなと思ったんだけど、古畑さんが『どうせなら飯でも食いながら…』って言って、古畑さんが知ってる焼肉屋に行った。
(ちょっと高めの焼肉屋だったけど、古畑さんが昔バイトしてた店だったので、お任せコースでかなり安くしてもらえた上に、肉も美味しかった。)
店に入って飲み物を注文してすぐに本題に入ったよ。
超簡単に略するとこんな感じだった。
俺が辞めることはすでに知られていて、25日か月末と予想していたようだった。
『やる夫がいなくてもお前(古畑さん)1人で大丈夫だよな?』と、何度も所長に言われていたらしい。
それを聞いて、俺が近々いなくなることを確信したらしい。
まぁ、そこまで言えば誰でも勘付くよね。
そして、古畑さんから衝撃の一言が発せられた…。
古畑さんも今月末でバックレる!!
・月末の経理の処理があるので、それは終わらせる
・自分1人で営業事務は精神的に無理
・次の仕事はほぼ決まっている
↑のようなことを言っていた。
正直、ヤバイくらい安堵したよ。
古畑さんを1人残してバックレるのは、ちょっと心苦しかったから。
これで憂いがなくなった。
この後は、美味しい肉を焼いて食べて、ビール飲んで会社の悪口言って楽しんだ。
古畑さんはアルコールが入ると、饒舌になるタイプだった。
2時間くらい飲み食いして割り勘で払って帰ってきた。
所長、ざまぁぁ!
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