西村賢太の遺作を読んだ

ゴールデンウィークの直前に届いた西村賢太の未完の遺作「雨滴は続く」を読んだ。
まず500ページくらいあるので、読むのが大変だった。
俺は文字を読むと眠くなる体質なので、途中で何度も寝落ちした。
普通なら読むのを辞めてるけど、好きな作家の遺作なので頑張って読んだよ。




著者の若かりし頃の話しではなく、芥川賞を受賞するちょっと前の出来事を書いている。
相も変わらず破天荒で、自分勝手で、関わる人全てに悪態をついている。
文芸誌に掲載され原稿料と「作家」というステータスを得て、それをダシに女性を釣ろうとするゲスが面白い。

世間は西村賢太を無頼の作家と評している。
孤高ではなく、無頼だ。
そう言えば、俺は昔から無頼漢の物語が好きだった。
阿佐田哲也の麻雀放浪記は麻雀のルールも知らぬ中学生の時に読んだ。
高校生の時に小池重明という無頼の真剣師の知り、団鬼六の「真剣師小池重明」を図書館で探して読んだりもした。

西村賢太はロクでなしだが、私小説(と、師と仰ぐ藤澤成蔵ィークの直前に届いた西村賢太の未完の遺作「雨滴は続く」を読んだ。

まず500ページくらいあるので、読むのが大変だった。

俺は文字を読むと眠くなる体質なので、途中で何度も寝落ちした。

普通なら読むのを辞めてるけど、好きな作家の遺作なので頑張って読んだよ。

著者の若かりし頃の話しではなく、芥川賞を受賞するちょっと前の出来事を書いている。
相も変わらず破天荒で、自分勝手で、関わる人全てに悪態をついている。
文芸誌に掲載され原稿料と「作家」というステータスを得て、それをダシに女性を釣ろうとするゲスが面白い。

世間は西村賢太を無頼の作家と評している。
そう言えば、俺は昔から無頼漢の物語が好きだった。
阿佐田哲也の麻雀放浪記は麻雀のルールも知らぬ中学生の時に読んだ。
高校生の時に小池重明という無頼の真剣師の知り、団鬼六の「真剣師小池重明」を図書館で探して読んだりもした。
西村賢太はロクでなしだが、私小説(と、師と仰ぐ藤澤淸造)に対する執念は凄まじい。

このブログも私小説ならぬ、私ブログだ。
俺もいつかは、無頼の私ブロガーって言われたいわ。


雨滴は続く




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