桜玉吉の漫画が好きだった

今日は急遽実家の用事ができたので、朝から実家に行ってきた。
用事はすぐに終わったので、実家で俺が昔買った漫画とかを探して読んだりしてダラダラ過ごしていたよ。実家で昔買った漫画を探すのって宝探しみたいで楽しいね。

しばらく漫画を探していたら、桜玉吉の単行本が大量に出てきた。

俺と同世代の人なら「桜玉吉」という漫画家を知っている人は多いと思う。
俺が小学校時代は雑誌のファミコン通信が人気で、その中で「しあわせのかたち」を連載していた。ドラゴンボールのようなジャンプ漫画とはまったく毛色が違っていて、当時の俺には新鮮だった。
ちょうど俺が小学校を卒業する時に連載が終了した記憶がある。最終回は当時の俺にはよくわからなかったけど、その後の作品を読んだら何となく理解できた。

中学生になってファミ通は読まなくなり、俺の中で「桜玉吉」という漫画家は完全に消えた。

桜玉吉と再会したのは、スロプロ軍団にいたときだった。
ブックオフでたまたま「防衛漫玉日記」と「幽玄漫玉日記」を見つけた。

↓25才くらいの俺



<桜玉吉作品メモ>
しあわせのかたち:1986年6月 – 1991年3月
防衛漫玉日記:1995年12月 – 1997年1月
幽玄漫玉日記:1998年 – 2002年
御緩漫玉日記:2003年 – 2007年

防衛漫玉日記はまだ「しあわせのかたち」の雰囲気もあり、内輪ネタが多いながらも面白かったが、幽玄漫玉日記はちょっと笑えない内容の話しが多くなった。
桜玉吉の病んだ精神が前面に出て、作風がガラッと変わってしまったのだ。
御緩漫玉日記に至っては、読んでるこっちが心配するくらい精神が病んでしまっている。
(ただ、御緩漫玉日記の過去編は傑作だと思う)

ショックを受けながらも、当時「御緩漫玉日記」が「コミックビーム」で連載中と知ってから毎月購入するようになった。ただ、俺がビームを買い始めてから1年くらいで「御緩漫玉日記」の連載が終了してしまったので購読を止めた。

桜玉吉は都会を離れて伊豆で暮らしている。
その暮らしの様子などをコミックビームや文春で連載しているのは知っているけど、雑誌事態は読んで無くて、単行本が出たら買っている。
(「しあわせのかたち」は愛蔵版も買った。)

正直に言うと、今の桜玉吉の漫画はつまらない。
伊豆の山奥での暮らしを題材にして面白い漫画を描くのは無理だと思う。

内輪ネタが多かったけど、奥村とかヒロポンとか強烈なキャラクターがいて、彼らと真面目にふざけながら描いた漫画は面白かった。

もう前のようなドタバタをやるのは無理だと思うので、「御緩漫玉日記」の終盤に描いた過去編のような漫画を描いて欲しいと思う。

追記
編集者のヒロポンの現状を知ってる人はいますか?
たまぽんぬ(?)ってサイトかブログをやっていて、漫画家と結婚したようなことが書いてあったところまでは何となく記憶にあります。




ランキング参加中↓
にほんブログ村 その他日記ブログ フリーター日記へ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加