今日は仕事が終わってから派遣会社に行った。
次の仕事を紹介してくれたことは紹介してくれたのだが、どう考えても俺には飲めない条件だった。
順を追って書いていく。
まず面談が始まった時から、営業さんはちょっと重い雰囲気だった。
時給はそれほど低くない、いや、むしろちょっと良い。
仕事内容も工場によくあるもので、重労働というわけじゃない。
しかし、問題は職場までの距離だ。
栃木県の地理はそれほど詳しくないが、結構遠いところにあるのは理解できた。
「職場は遠方ですよね？通勤が大変になりますよね？」と聞いてみたら、「通えない距離じゃないし、（今住んでる寮よりは）近い場所に寮があるので大丈夫と思いますよ」と返事が返ってきた。
正直、この時は悩んだよ。
「近い場所にある寮」の場所を聞いたけど、確かに今よりは近いが職場までは距離がある。
さらに営業さんは恐ろしいことを言い始めた。
「やる夫さん、車の免許持ってますよね？」
かなりボカして要約すると、営業さんが言う寮に引っ越して派遣会社の車を貸し出すから、同じ寮に住んでる派遣社員を乗せて運転手をやって欲しいってことだった。
引っ越し先の寮と派遣会社の営業所は近くだから、毎朝営業所に行って車を借りる必要があるとのこと。（帰りは営業所に車を返す必要がある）
かなりボカしてるけど、要するに面倒なことが増えて車の運転もすることになる。
はっきり言って絶対にイヤだ。
絶対に絶対にやりたくない！
「それって別に手当が出るんですか？」って聞こうと思ったけど止めておいた。
手当が出れば引き受けると思われると面倒だ。
慣れない車を運転するだけでも絶対嫌なのに、他人を乗せるのは絶対に嫌だ。
さらに乗せるのが派遣社員なので、絶対に絶対に嫌だ。（これについて明日書きます）
営業さんは「ぜひ働いて欲しいです」と言うので、一度帰って検討すると答えた。
もちろん検討なんてしない。
週明けの月曜日に断る。
「検討させてください」と答えたら、「他に仕事もあまり無いですから」と言ってきた。
これは言葉こそ穏やかだけど、「断ったら次の仕事は無いぞ」という牽制に他ならない。
しかし、そんな牽制なんかどうでもいいわ。
俺は絶対にこんな仕事はしない！
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