やる夫が運転代行の副業をするそうです その4 お客さんを乗せることもある

↓お約束

運転代行の仕事を何日かやって、仕事の流れは大体分かってきた。
ただ方向音痴なため、道を覚えられないのが辛い。
忙しい時は、センター車の運転を二種免許持ちの客車担当に変わってもらうこともあった。

ある夜、繁華街のパーキングに呼ばれた。
お客さんの車は普通の5人に乗りだった。
そして、お客さんは5人で1台の車で来た若者グループだった。




ここで専務が変なことを言い出した。
「お客さんを1人センター車に乗せるから、運転よろしくね」って言い出した。

はっきり言って、この時は意味が分からなかった。

小学生でも分かる簡単な足し算なんだけどね…。
数分後、1人の若いお兄ちゃんがセンター車に乗ってきた。

そりゃ、そうなるよね。
5人乗りの車に5人乗って来たんだから、運転代行頼んだら1人あぶれる。
そのあぶれた1人をセンター車に乗せて俺が運転して送り届ける。

俺は運転に自信が無いから、お客さんを乗せるというプレッシャーで気分が悪くなりそうだった。

またこのお兄ちゃんが、喋る喋る…。
当たり前だけど、酒臭い!

頼むから運転に集中させてくれ!
お前の命を握ってるんだぞ!
親不孝したくないなら黙っててくれ!

何とか無事にお客さんを送り届けた。
メチャクチャ疲れたのだけははっきり覚えている。

その後、専務にセンター車にお客さんを乗せて俺が運転することについて聞いてみた。

もう一度書きますが、フィクションって事にしてくださいね。




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