面接からの帰り道、みんな黙ってトボトボ歩くのかと思いきや、推定30歳のいかない夫さんが話しかけてきた。
内容はもちろんさっきの面接についてだった。
いかない夫さんはご立腹だった。
厳しいことを聞くのはしょうがないけど、わざと腹を立てさせるような言い方をする。
もしかすると、そういう面接をして俺たちがどういう反応をするかを見てるのかもしれないけど。ただ、あの面接じゃ入社する人も入社しないよきっと。
それとも有望株の場合はもっと丁寧に面接するのだろうか。
そんな俺達を見て、ねらう夫さん(推定45歳)は意外なことを言い出した。
え?良い線いった?
聞き間違えかと思ったけど、ねらう夫さんは自信満々の顔だった。
ねらう夫さんは受け答えがちょっとチグハグで、面接官が思いっきり首を捻っていた。
例えば「ハンバーグは好きですか?」に対して、「スパゲティーが好きです」みたいな感じかな…。経験があるぶん、俺よりは採用される可能性は高いと思うけど…それでも、ちょっと無理じゃないのかなって思う。
自分が良い線いったと思ってるなら、余計なことを言う必要は無いと思った。
きっとポジティブな人なんだろうな。
それはきっと良いことだ。うん。
はい、その時はよろしくお願いします。
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