生活保護のことで父上が激怒した思い出

実家からアパートに帰ってきた。
やっぱり実家はいいね。
ゆっくりできた。

10年以上昔のことを思い出したので書く。

いい年してニートやフリーターの人は、生活保護をもらうことを考えたことがあると思う。
俺はスロプロを引退してバイトをバックレしまくっていた。
ある時、バイトもせずに家でダラダラしていた。
ちなみにスロプロ時代の貯金から家に金入れていたので、それほどキツくは言われなかった。

前も少し書いたけど、スロプロを引退した後のことを時系列で書きます。パチスロを完全に辞めたのは2007年の年末だと思う。2008年からは7割無職で3割バイトくらいの生活だった。。スロプロを引退した俺は、虎の子の貯金300万円を抱えて悩んでいた。前にも書いたけど、ここで俺は最大のミスを犯す。300万円で社会人のための専門学校にでも行って技術を身につければ良かった。ただ将来のことを考えるのが極端に下手な俺は『何とかなるだろう』と思っていた。考えに考えた末、まず1年分の生活費を実家に入れる決断をした。何よりも向こう1...
ニート時代1 スロプロ引退 - 一生非正規雇用で生きてくブログ

家に金入れたけど、いい年した大人がバイトしたと思ったらすぐに辞めて(バックレて)ダラダラしてるのは親としては看過できない。

最初の頃は「今からでも正社員になれる仕事あるんじゃない?」とか言われていた。
そして最後は「とにかくバイトでもいいから働いたら?」になった。
ある時、俺は「生活保護でも申請しようかな」って何気なく言ったんだよね。
もちろん本当に生活保護を申請する気もないし、申請したところで許可されるわけない。



そしたら母上の顔色が変わって、大声で父上を呼んだ。
俺は何気なく「生活保護」って言ったんだけど、予想に反して大事になってしまったと後悔した。父上は温厚だけど、怒るときはマジで怒る人だ。
これはマズイ…。

すぐに父上が飛んできて、マジのガチで怒鳴られた。
父上に怒鳴られて半泣きになる20代後半の無職息子…。
これ以上情けない姿があるだろうか。

父上にたっぷりとお説教を頂いた。
未だに覚えているよ。

働ける人間が生活保護を申請するなんて言語道断であり、税金を何だと思っているのか。役所をナメるのも大概にしろ。(ウチの親戚はお堅い職業が多い)
親族には扶養の義務があので、生活保護を申請することは親族が扶養できないと思われる。お前が勝手に申請すれば親族に迷惑がかかる。ふざけるな。
とにかく何でもいいから働け。

こんな感じだったよ。

そして父上は死の直前まで、俺に頑張って働くように言ってくれた。
もう正社員の道はほぼ諦めたけど、働ける以上は働こうと思っている。




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