生活保護のことで父上が激怒した思い出

実家からアパートに帰ってきた。
やっぱり実家はいいね。
ゆっくりできた。

10年以上昔のことを思い出したので書く。

いい年してニートやフリーターの人は、生活保護をもらうことを考えたことがあると思う。
俺はスロプロを引退してバイトをバックレしまくっていた。
ある時、バイトもせずに家でダラダラしていた。
ちなみにスロプロ時代の貯金から家に金入れていたので、それほどキツくは言われなかった。

家に金入れたけど、いい年した大人がバイトしたと思ったらすぐに辞めて(バックレて)ダラダラしてるのは親としては看過できない。

最初の頃は「今からでも正社員になれる仕事あるんじゃない?」とか言われていた。
そして最後は「とにかくバイトでもいいから働いたら?」になった。
ある時、俺は「生活保護でも申請しようかな」って何気なく言ったんだよね。
もちろん本当に生活保護を申請する気もないし、申請したところで許可されるわけない。



そしたら母上の顔色が変わって、大声で父上を呼んだ。
俺は何気なく「生活保護」って言ったんだけど、予想に反して大事になってしまったと後悔した。父上は温厚だけど、怒るときはマジで怒る人だ。
これはマズイ…。

すぐに父上が飛んできて、マジのガチで怒鳴られた。
父上に怒鳴られて半泣きになる20代後半の無職息子…。
これ以上情けない姿があるだろうか。

父上にたっぷりとお説教を頂いた。
未だに覚えているよ。

働ける人間が生活保護を申請するなんて言語道断であり、税金を何だと思っているのか。役所をナメるのも大概にしろ。(ウチの親戚はお堅い職業が多い)
親族には扶養の義務があので、生活保護を申請することは親族が扶養できないと思われる。お前が勝手に申請すれば親族に迷惑がかかる。ふざけるな。
とにかく何でもいいから働け。

こんな感じだったよ。

そして父上は死の直前まで、俺に頑張って働くように言ってくれた。
もう正社員の道はほぼ諦めたけど、働ける以上は働こうと思っている。




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