『漫画ルポ 中年童貞』を読んだ

先月、PCにKindleをインストールした。
数日前に『中年 非正規』とか『底辺工場』ってキーワードで検索してネットサーフィンをしていたら、『漫画ルポ 中年童貞』という本を知った。
どうしても読みたくなり、Kindle版を即購入して読んだ。

ちなみに、作画は裏モノ系の雑誌でよく書いている桜壱バーゲン氏だった。

原作者の中村淳彦氏は介護施設の経営者だったことがあり、第一章で出てくる坂口さんは実際に職場に存在した人物だった。
いや…この坂口さんはスゴイよ。
注意されても自分が悪いと思わないし、後輩はイビリ倒す。
そして自分は仕事ができると思っている。
職場の皆に嫌われているのは、自分が誤解されているからだと思い、飲み会で俺は童貞と宣言して『純潔』をアピールする。(もちろん飲み会の場は凍りつく)

もう思考回路が破綻してる。

著者はあとがきで『介護施設を経営してたときは、苦しくて練炭自○しようと思った』、『子供の頃からネガティブで、常に最悪を想定して生きてきたが、介護施設は想定してた最悪を超えていた』という感じのことを書いてる。

この本自体は、色んなパターンの『中年童貞』について書かれているんだけど、やっぱり最初に登場した坂口さんのインパクトが群を抜いている。

底辺好き(?)ならぜひ読んでもらいたい一冊です。
Kindle版でも1000円位するのでちょっと高いけど、非常におすすめ!


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