2次元CAD利用技術者試験2級を受験しました

今日は 2次元CAD利用技術者試験2級を受験するため会社は休み。
普通なら、月曜日休みの3連休でウキウキ気分だが、俺の気分は沈んでいた。
一度も降りたことがない江戸川橋駅から外に出ると小雨が降っていた。
傘をさすほどでも無いだろうと思い、重い足取りで試験会場を目指す。

今まで3回ほど過去問題をやったが、1度たりとも合格ラインには達していない。
試験日を変更しようか迷った。
しかし、俺はそうしなかった。
男らしく、潔く、一度決めた試験日で勝負したかったからではない。
早く楽になりたかったのだ。

しかし、考えるまでもなく、不合格になればまた合格のために勉強をしなければならない。
やがて試験が近づけばプレッシャーが俺を苦しめることになるだろう。

生まれてから37年間、不合格には慣れてきたつもりだ。
今まで腐るほどもらった不合格が1つ増えるだけだろ。
そう自分を励まして試験会場のドアを開けた。



キョドってキャドが言えずにドモる俺。
OK,OKいつも通りだ。

簡単な説明を受けて学校のコンピュータ室みたいなところに連れて行かれた。
OK, OK, I’m チンパンジー

画面にIDを打ち込んで試験が開始された。

この試験は大きく分けて「CADシステムの知識」と「製図の知識」問題からなる。
合格ラインはどちらとも50%以上かつ、全体で70%以上だ。
俺はCADシステムの知識の方が得意なので、そっちで点を稼ぐ。
逆に製図の知識はボロボロだから、50%取れずに不合格になる可能性が高い。

まず「CADシステムの知識」をやった感想は、かなり微妙だった。
分かる問題のほうが多かったけど、70%取れたかどうかだった。
この時点で不合格を確信した。

「製図の知識」に取り掛かった時…見覚えのある問題がいくつかあった。

過去問にほとんど同じような問題があったが、答えはうろ覚えだった。
それでも微かな記憶をたどり解答を選ぶ。

俺が一番苦手とする三面図の問題に取り掛かった。
全くわからない…頭の中が3Dにならない。
不合格…圧倒的不合格…。

そんな時、ある人の言葉が頭をよぎった。

馬券師・やらない夫さんの言葉だった。
勝つ馬を探すから難しい。
まず勝てない馬を探して選択肢から消す。
そうだ、絶対に違う選択肢は消そう。
5択、6択は難しい。
しかし2択、3択なら勘で当たるかもしれない。

足掻け足掻け!見苦しく!往生際悪く!

何とか最後の問題までやってきた。
最後の問題は、ミシンのような道具(?)の三面図があって、『この部分はどうなっているか?』という設問が5つくらいある。

もう時間は5分を切っていた。
まとも考えていたら時間が足りない。
しかし、俺は焦ってはいなかった。
どうせまともに考えても理解できないからだ。

この設問は全て4択だ。
問題文はほとんど見ないで解答の選択肢だけで正解を探す。

4つの選択肢のうち、1つだけ浮いている解答探す。
浮いてる選択肢は正解ではないから消す。
そして、正解をカムフラージュするため、正解に似たような選択肢があるはず。
4つの選択肢のうち、似たような2つを探せれば、そのうちの1つが正解だ。
つまり2分1まで確率が高くなる。(この法則については後述する)

何とか時間内に選択肢を書けた。
見直す時間は無いので、試験終了のボタンを押す。
次の画面で『結果を印刷ボタンを押せ』とあったので、ボタンを押した。
そしたら…。

いきなり合否が表示された!

合否が表示されるなら、そう書いておいてくれよ…。

そして…そこに表示されていた合否の判定は…。

長くなったので一旦切ります。
日付が変わるくらいには更新できると思います。

『正解をカムフラージュするため、正解に似たような選択肢がある』というのは、漫画『受験の帝王』で知ったことです。
調べたら無料で登録無しで読めるみたいです。
↓1巻の36ページくらいに書いてあります。
https://www.sukima.me/book/title/jcomi_71941/



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