虚言癖の山田という男がいた

先週の日曜日にキル夫と話した時、山田という男の話しをした。
山田は中学校の同級生で、底辺ズに匹敵するダメ人間だったけど、俺達とはそれほど仲良くなかった。(別に悪かったわけじゃないけど)

山田はとにかく虚言癖がヒドイ人間だった。
今考えればあり得ないような嘘まで平気でつく。
当時は俺も中学生だったから、ちょっと信じてしまったんだよね。
全部信じたわけじゃないけど。

山田は高校が違うため、高校時代は一切会ってない。
高校卒業後に俺がスロプロだった頃、何度かパチンコ屋で会って飯を食ったことがある。
その時に、俺が持っていたスポーツ新聞を見て『◯◯(有名競輪選手)は俺の親父に頭が上がらない』とか『来年は保父になるから専門学校を受ける。学費稼ぎにスロットやってる』とか、言っていた。





何か、自尊心を満たすために嘘を付いてる気がする。
多分、山田はパチスロで負けてたんだろうなぁ。
それで『俺はお前より勝ってるぞ!』って言いたいがために嘘ついたんだろう。

他にも『◯◯先輩(中学時代に不良で有名だった先輩)の妹と付き合ったいた』とか、『バンドやってて、かなりデビューに近づいた』とか今考えれば、一瞬で嘘って分かることだけどね…。

そんな山田もスロットに見切りをつけたのか、就職した。
メガネの訪問販売の会社だ。
簡単に言うと、半分詐欺みたいな会社で、バンタイプの車に視力測定機?が付いていて年寄りに『無料で視力検査しませんか?』と騙して車に乗せてボッタクリ価格でメガネを買わせるという危ない仕事だった。

↑の仕事をやっていたのは本当だったと思う。
手取り12万円の給与明細見せてもらったから。

2年後くらいに、眼鏡の訪問販売の会社は無くなった。。
どうやら目的を告げずに訪問販売して、強引な方法で契約を取ったらしい。
営業停止処分になり、会社が事業撤退をしたとネットに書いてあった。

その後、山田がどうなったか知らないが、ある日電話が掛かってきた。

無修◯の違法DVD売りにジョブチェンジしたのか…。
(ちなみに、キル夫にも買わないか?って電話が来たらしい)
そんなもの、ネットでいくらでも見れるだろ…。
わざわざ買う奴いるのか?
つーか、思いっきり違法だろ…変な商売始めたんだな。

その後、何度か電話が掛かってきたけど、フル無視した。
そのうち電話も来なくなり、行方知れずになった。

キル夫が言うには、山田の父親は昔から完全無職で山田の祖父が建てた平屋に住んでいた。
高校卒業後に、祖父が亡くなり山田の両親は離婚して母親とともに家を出た。
公営のアパートに住んでいたそうだけど、山田はかなりの借金を抱えてしまい母親は実家に帰ってしまったそうだ。(山田は公営アパートで一人暮らし)
山田から半年に1回位連絡が来るらしいので、今度は電話に出てみて近況を聞き出そうって事になった。

進展があればブログに書こうと思う。



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