ああああああ！
もうやってられん！
昔の俺ならバックレている！
どうせ長続きしないから、一応明日も出社するつもりだけど。
多分、出社する！出社確率８５％くらい！！
落ち着いて順を追って書く。
初出勤の記事でチラッと書いたけど、俺より少し前に入った３０歳くらいのバイトの人と一緒に仕事をしている。今回は福本マンガの人物が多いので、このバイトの人をカイジさんとする。
カイジさんは寡黙な人だけど、最近はちょっとずつ話すようになってきた。
月曜日にカイジさんが「班長から残業を言われたらできるだけ断ったほうが良いですよ。人が少ないから班長にメチャクチャこき使われますから」って教えてくれたんだよね。
そしたら、今日、定時直前に班長から残業するように言われた。
つーか、直前に言うなよ…。
もちろんテキトーな理由で断ろうと思ったら、俺より先にカイジさんが断った。
先に断ってくれると、俺も断りやすい。
どうしても外せない用事があるって言ったよ。
そしたら、班長がキレた！
いつもの怒鳴り気味の大声じゃなくて、マジギレだった。
ヤバい方のマジギレね。
派遣会社から残業があるって聞いてるだろ！断るな！ちょっとそこで待っていろ！
とキレて怒鳴り散らして、一旦事務所の方に引き上げた。
そこでカイジさんが…。
今のうちに帰ろうと言ってきた！
この男…三十路を少々過ぎたばかりにしては…わかっているな！
しかし、少しだけ引っかかる。
班長は何をしに事務所に行ったのはわからないが、もしかしたら俺の派遣会社にクレームを入れたのかもしれない。一瞬だけど、脳内会議が開かれた。
黙ってカイジさんと一緒に帰るか、班長に謝ってから帰るか？
どちらにしても、残業するという選択肢は無かった。
そして…。
どうせ長続きしない職場だ。
逃げるが勝ち。
俺はこうやって生きてきた。
そして、これからもこうやって生きていく。
こうして俺はカイジさんと一緒にダッシュで帰ってきた。
アパートに着いて一息ついた頃、俺のスマホに着信があった…。
続きは明日書きます。
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