数日前にキル夫から連絡があって、晩飯を食ってきた。
ちょっと高めの焼肉屋に連れて行ってもらった。
(今日はキル夫のおごりだった)
多分、仕事の悩みか離婚した妻子のことで話したいのかなぁって思っていたらビンゴだったよ。
仕事の方かと思ったら、離婚した妻子のほうだった…。
人生経験が豊富じゃない俺は、こういった時になんて言えばいいのか分からなかった。
養育費を払わなくていいってことは、良いことなんだよね?
でも、娘のためにお金を払いたいって気持ちもあるだろうから…複雑だな…。
まぁ、でも娘には父親も必要だから、そういう意味では良かったんだろう…。
すまん、俺の脳が付いていけないわ。
離婚とか再婚とか以前に、結婚すらしていない俺には難しい話だ。
娘と面談できないのは辛いだろうけど、娘のことを第一に思う父親なんだな…キル夫は。
父親たるもの、娘に会いたい気持ちを抑えて、娘が幸せならそれでいいと思わなきゃいけないんだろう。
俺には一生わからないだろうけど…。
思考停止している俺に気づいたキル夫は、この話題を変えてくれた。
その後は、酒を飲んで肉を食いながらアニメとゲームの話しをしたよ。
今度、俺が内定もらったらキル夫を誘って俺のおごりで何か食べに行こう。
そう思ったよ。
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