ニート時代1 スロプロ引退

前も少し書いたけど、スロプロを引退した後のことを時系列で書きます。

パチスロを完全に辞めたのは2007年の年末だと思う。
2008年からは7割無職で3割バイトくらいの生活だった。。

スロプロを引退した俺は、虎の子の貯金300万円を抱えて悩んでいた。
前にも書いたけど、ここで俺は最大のミスを犯す。
300万円で社会人のための専門学校にでも行って技術を身につければ良かった。
ただ将来のことを考えるのが極端に下手な俺は『何とかなるだろう』と思っていた。

考えに考えた末、まず1年分の生活費を実家に入れる決断をした。
何よりも向こう1年間実家に住む権利を手に入れようと思ったからだ。



これは『1年あれば何かいい考えが浮かぶだろう』という先延ばしに過ぎない。
具体的に何か策があるわけでもなければ、目標もない。

タイムオーバーを1年後に設定しただけ。
今考えれば下策の下策だ。

すぐにATMから金を下ろして母上に1年分の生活費を渡した。

母上は言葉にこそ出さなかったが、俺がパチスロで稼いでいたことをよく思っていなかった。(まぁ、当然だよね)
ギャンブル=悪という考えがあるので、俺がどんなに稼いでも『悪いことをお金を稼いでいる』という認識だったんだろう。

パチスロを辞めると言った時、『もうギャンブルで稼ごうと思わないで』と言っていたのが印象に残っている。
何年も親に心配を掛けてしまったことを今更ながら痛感し、本当に申し訳ないと思った。

ここから俺の自堕落な生活が始まる。



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