上司を怒らせた新入社員

新入社員の宮川さんについて書く。
かなりクセが強い人なのか書いたと思うけど、彼が入社して3日目の事。
システムを使った注文処理の方法を覚えてもらうために、俺が実際に処理をやっていた。

そしたら、『事務処理をするなんて聞いてない』とか言ってきた。
どういう事か聞いてみると、「営業職なので事務仕事はしない」、「そもそも面接のときに聞いてない」と主張し始めた。

これはマズいと思い、すぐに上司に報告した。

上司のやらない夫さんが来てくれて話し合ったんだけど、どうやら面接では『システムを使って注文を処理する仕事がある』と聞いたが、実際に自分が『やる』もしくは『やってくれ』とは言われていないので、自分の仕事ではないと言い出した。

さすがにそれは無理な解釈だろう…。
当然、上司のやらない夫さんは「それはおかしい!」と説得するが、宮川さんも譲らない。

最後は「だったらウチの会社で仕事するのは難しいですね」と、最後通牒っぽく言うと、宮川さんは渋々だけど、やることになった。

ただ、宮川さんもクセ者だ。
あくまで「事前に説明の無い仕事を追加でやる」というスタンスは絶対に崩さなかった。
何でそこまで頑なに認めないのだろう。
認めたら死んでしまう呪いにかかっているのか?

もう面倒になったのか、上司は怒りをこらえながら↑のようなことを言った。
俺は少しだけ懐かしさを感じた。
そうそう、こういう癖のある新人が来るのが底辺職場だったなぁ。

恐らく、宮川さんは来週から営業の現場デビューすることになる。




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