面倒な仕事を担当させられる底辺中年

もう1月も終わりだ。
1年の12分の1が終わったと思うと恐ろしい速さだ。
工員、いや、光陰矢の如しだ。

そんな情緒に浸っているとき、社員さんから声を掛けられた。

明日からの仕事についての打ち合わせ…これね、絶対ロクな話しじゃないわ。
もう一気に気分がどん底まで落ちた。

どうせ仕事が増えるか、配置が変わって面倒な仕事を振られるんだろうな。
俺は派遣なんだから、仕事すればするだけ損するんだよね。
単純作業だけやらせてくれよ。

ほらやっぱり…嫌な予感は的中した。
製造管理ってのは仮称だけど、生産管理とラインの間にある一番厄介な仕事だ。
その手伝いをするって事は、いずれは主担当になるって事だろ…。
とりあえず、やりますとは言ったけど、スゲーやりたくない。

人員の関係でちょっと色々とあったみたいだ。
底辺職場特有の『色々』が。

アパートに帰って来てからも憂鬱な気分なので、ヤケ酒飲んでる。

はぁ…もうちょっと飲んで寝るわ。

明日よ、来るな!!




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