ダメ人間が出来るまで 高校時代

高校はチンパンジーでも入れるバカ高校に行った。
勉強は嫌いだったけど、『高校くらいは出ておくか』という意識があったんだと思う。

地元にはいくつかのバカ高校があったんだけど、ヤンキーが少ないと思われる高校を選んだ。
他の高校より校則が厳しいので、ヤンキーは他のバカ高校に行くという噂を信じた。

入学式、見事に男子生徒の半分はヤンキーだった。

後からこの学校にヤンキーが少ない理由が判明する。
問題のあるヤンキーを退学させるために校則を厳しくした感じだ。
タバコや酒で補導されたら停学で、何度目かで退学だったかな?
テストで赤点取ったら、追試を受けて、それでもダメなら補習を受ける。
補習まで真面目に受ければ進級できる仕組みだった。
ただ、補習まで受けないと容赦なく留年となる。
留年になると、暗に退学しろという面談を受ける。

まず本物のヤンキーは学校に来ないで退学する。
残りのヤンキーっぽい奴らの多くは出席日数が足りないか、補導されて停学になり出席日数が足りず停学→退学する。
結果、ヤンキーで卒業できるのは半分くらいだった気がする。
学年が上がるごとにヤンキーが少なくて過ごしやすくなっていった。

あと女子生徒の退学者は少ないけど、それでも何人かはいたなぁ。
女子はバイトを始めて、そのままバイトが本業になって退学ってパターンが多かった。
男のヤンキーみたく問題起こして停学ってのはほとんどいない。
ただ、前にも書いたけど、超美人の生徒が窃盗の常習犯で退学したってことはあった。

中くらいの成績のまま3年生になり、進路を決める時期になった。
進路相談の時に教師からは専門学校への進学を勧められた。

けど、俺は勉強したくないので、就職という事にしてフリーターになった。
今思えば、この時に専門学校で行って、とりあえず資格を取ることが『通常ルート』に戻れる最後のチャンスだった。

フリーターになるくらいなら、とりあえず専門学校に行っておけば良かった。
何の目標も目的も無い人間ほど進学した方が良い。
フリーターならいつでもなれるんだから。




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