新大久保の思い出

前回の続き。

漫画喫茶を出た俺は駅に向かいながら昔を思い出した。
俺は早朝の街を歩くのが好きだったなぁ。
漫画喫茶に泊まり、早朝に店を出て街を歩く。
冬は寒いのであまりやらなかったけど、夏の早朝は最高だった。

新宿、上野、西日暮里、池袋…夜は盛り場で朝は出勤する会社員が行き交う。
その盛り場の時間と、出勤の時間の狭間が早朝なんだよね。
不思議な雰囲気が漂う時間が『早朝』の魅力だ。

早朝の街を堪能した後は、また漫画喫茶へ行って寝ていた。
1時間くらい寝て店を出て、山手線に乗って新大久保へ行った。

別に目的があるわけじゃない。
新宿で降りようと思ったけど、何となく新大久保で降りた。
確か新大久保の駅前にロッテリ◯があったはず。
そこでエビバーガーでも食べるか…。

駅を降りたけど、ロッテリ◯が見当たらない。
あれ?駅前にあったはずだけど、記憶違いか?
スマホで調べたら、新大久保じゃなくて、大久保駅の前だった。
あれ?俺の記憶違いだったか…。
そう思ってスマホで調べたロッテリ◯まで歩いた。
ここのロッテリ◯にはちょっとした思い出がある。

スロプロ時代…今から15年くらい昔だけど、ここのロッテリ◯で妙な光景を見た。
平日の8時~9時くらいだった思う。
客は少なかったのは覚えている。
隣のテーブルには50歳位のオッサンと、未成年のような若い子(男)が座っていた。
オッサンは大きな声で若い子に話し掛けていた。



↑のAAだとオッサンはスーツだけど、実際は地味な服装だった。
若い子は大きな荷物を持っていた。

話しの内容からすると、オッサンが若い子に仕事を紹介したんだろう。
どう考えても、まっとうな仕事じゃない。
オッサンは若い子に仕事を紹介して紹介料をもらってるんだろうなぁ。
何度も大きな声で『よかったなぁ!』って言ってたよ。

新大久保というディープな街だと、こういう光景はよくあるのか?
その時は、『新大久保って危ない!』って強く思ったんだよね。

もちろん、若い子がその後どうなったかなんて知らない。
だけど、何となくそんなことを思い出した。

特にオチはないけど、終わりです。



ランキング参加中↓
にほんブログ村 その他日記ブログ フリーター日記へ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加