俺は如何にしてバックラーとなりし乎 その2

帰り際の休憩室で↑のようなことを少し話して、帰路に着いた。

アパートに戻り、シャワーを浴びて少しだけ眠って起きたのが深夜0時頃だった。スマホを見ると、工場と派遣会社から着信があった。




もうどうしようかマジで悩んだ!

ここでバックレれば、またバックレ人生を歩むことになる。俺も今年の誕生日で36歳になる。この年になってもバックレ人間を卒業できずにいる自分が情けなかった…。明日、仕事に行って事情を説明して怒られて帰ってくる。その後も働けるかどうか分からない。でも、それが人間として筋を通すことなのではないか。バックレ人間から真人間になる第一歩を歩むべきではないのか…。

葛藤の末、俺に人生を教えてくれる人が脳内に舞い降りた!

バックレる事を決め、飯を腹一杯食って再びベッドに戻った。

つづく(次で最期)

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